品質向上を目的とする生化学的育種(64)

品質向上を目的とする生化学的育種(64)

課題番号1994002694
研究機関名北陸農業試験場(北陸農試)
他機関食総研
研究期間完H03〜H05
年度1994
研究問題北陸平坦水田地帯における総合生産力向上技術の確立
大課題積雪地帯における高生産性稲作技術の確立
中課題水稲の品質向上技術の確立
小課題品質向上を目的とする生化学的育種(64)
摘要米において、貯蔵蛋白・酵素・酵素阻害剤等の品質関連蛋白質に着目し、分子生物学的あるいは生化学的手法を活用して高品質育種の基礎的研究を行うために、米のセリンプロテアーゼインヒビターと内在性プロテアーゼについて、蛋白化学的研究を行った。まず大豆トリプシンインヒビターを精製してリガンドとしたアフィニテイークロマトにより、水稲種子中のトリプシン様内在プロテアーゼを探索し、基質を含む電気泳動によりその消長、分子量等の検討を行った。次に米の品質特性として、プロテアーゼインヒビター量を、高感度かつ精密に測定する方法について検討した。米のトリプシンインヒビターよびズブチリシンインヒビター、硫安沈澱、イオン交換クロマト、逆相クロマトにより部分精製したが、両者の分離が困難であった。そこで、部分精製蛋白質をSDS−電気泳動し、CBB染色の後に両者のバンド部分を切り分けて、ゲルから電気的に抽出して得られる純蛋白を抗原として、特異性の高いポリクローナル抗体を調製した。これら2種類の抗体を用いて、ウエスタンブロッティングおよびイムノドット法による各インヒビターの検出を行い、デンシトグラフによる画像解析と組み合わせることにより、両インヒビターの定量を行うことが可能となった。なお、この研究は内容の進展に伴い、食品総合研究所において継続実施された。
研究分担水田利用・品質評価研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042250
収録データベース研究課題データベース

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