主要作物の病原菌レース生成機構の解明(73)
主要作物の病原菌レース生成機構の解明(73)
課題番号 | 1994002701 | ||
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研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) | ||
研究期間 | 継H05〜H08 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 北陸平坦水田地帯における総合生産力向上技術の確立 | ||
大課題 | 積雪地帯における高生産性稲作技術の確立 | ||
中課題 | 水稲の生産環境制御技術の確立 | ||
小課題 | 主要作物の病原菌レース生成機構の解明(73) | ||
摘要 | イネいもち病菌Y90−71(野生株)と3514−R−2(子のう胞子株)との交配によって得られたF1152菌株をイネ13品種に接種し、非病原性株と病原性株の分離比を調べた。交配に用いた両親株がともに病原性を示す農林3号には、全てのF1株が病原性を示した。3514−R−2が病原性を、Y90−71が非病原性を示す八反3号他11品種に対するF1の分離パターンはいずれも同じであり、非病原性株と病原性株が79:73に分離し、その比が1:1(χ2=0.2368、P=0.5−0.7)に適合した。このことから12品種に対するY90−71の非病原性には共通する1個の主働遺伝子が関与していると推察された。両親株がともに非病原性を示す品種K59では、非病原性株と病原性株が124:28に分離し、複数の遺伝子の関与が示唆された。 | ||
研究分担 | 水田利用・病害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042257 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |