キマメを基本にした4間作における各作物の根及び窒素動態の比較
課題番号 | 1994004220 |
研究機関名 | 国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
他機関 | 国際半乾燥地熱帯作物研究所【伊藤治】 |
研究期間 | 単H05〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 開発途上地域における環境資源の利用・保全技術の開発・改善と地球環境保全機能の解明 |
大課題 | 耕地生態系における物質循環と環境保全技術の開発 |
中課題 | 地力の維持向上と土壌管理技術 |
小課題 | キマメを基本にした4間作における各作物の根及び窒素動態の比較 |
摘要 | 南インドでは、ソルガム―キマメの間作が多いが、他にもキマメを基本にした間作体系が存在する。そこで、キマメを基本にソルガムの他に、トウジンビエ、ササゲ、ラッカセイを加え、間作と単作におけるそれぞれの作物の根の挙動や窒素動態を比較し、キマメを基本にした間作体系における窒素収支を明らかにすることを試みた。ササゲと間作したキマメの収量は、他の組合せの間作より有意に低収であった。これは、収穫指数ではなく全重が少なかったためであり、無限伸長型のササゲを利用したため地上部でキマメとの競合が起こったものと考えられた。窒素収支の面からみると、イネ科と間作したキマメの方が、マメ科と間作したものよりも、より多く窒素固定に依存し、土壌中の窒素肥料の利用を低減することができるので、より効率が良いことが示唆された。 |
研究分担 | 環境資源(主研) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042488 |
収録データベース | 研究課題データベース |