フェスク類の無花粉化系統の作出(68)
フェスク類の無花粉化系統の作出(68)
課題番号 | 1994003112 | ||
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研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) | ||
研究期間 | 継H03〜H12 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 暖地における作物・家畜の高品質・安定多収生産技術の確立 | ||
大課題 | 作物の優良品種の育成と育種法の改善 | ||
中課題 | 牧草・飼料作物の優良品種の育成 | ||
小課題 | フェスク類の無花粉化系統の作出(68) | ||
摘要 | トールフェスクの地中海地域のエコタイプ(地中海型)と既存品種(北欧型)との間にみられる雑種崩壊現象を利用して、無花粉化系統の作出を図る。地中海型7及び北欧型7栄養系の多交配後代の花粉稔性等を調査した結果、14母系中11母系で花粉不稔個体がみられた。花粉不稔個体の割合は多くの母系で10%程度であったが、北欧型栄養系「N189」及び地中海型「83301」は、50%以上に達した。また、花粉稔性と種子稔性、季節生産性との間には相関関係が認められたので、これらの形質を指標にして、多交配後代で花粉不稔個体を高率に作る栄養系を選抜することが可能であると考えられた。 | ||
研究分担 | 草地・牧草育種研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042634 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |