酢酸型発酵ギニアグラスサイレージの乳牛におけるエネルギー代謝特性の解明(115)
課題番号 | 1994003165 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 単H05〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 暖地における作物・家畜の高品質・安定多収生産技術の確立 |
大課題 | 畜産物の高品質・高付加価値生産技術の開発 |
中課題 | 合理的飼料給与及び飼養管理技術の確立 |
小課題 | 酢酸型発酵ギニアグラスサイレージの乳牛におけるエネルギー代謝特性の解明(115) |
摘要 | 酢酸型発酵パターンを示した無処理のギニアグラスサイレージとセルラーゼ添加処理(原物あたり0.002〜0.03%)により乳酸型発酵パターンを示したギニアグラスサイレージを乾乳牛に給与して代謝エネルギーの利用効率について比較したところ、両サイレージの間に大きな差異は認められなかった。しかし、酢酸型発酵サイレージ給与時のルーメン内液性状は乳酸型発酵サイレージ給与時に比べて酢酸の比率が高くプロピオン酸の比率が低い傾向にあり、サイレージの発酵パターンによりルーメン発酵が影響されることが示された。したがって、ギニアグラスサイレージを乳牛用飼料として活用する際にはルーメン発酵に及ぼす影響を考慮した飼料設計を行う必要があるものの、添加剤等により乳酸発酵を誘導する必要のないことが明らかとなった。 |
研究分担 | 畜産・環境生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042687 |
収録データベース | 研究課題データベース |