甘しょの栄養特性に基づく土壌管理技術の開発(137)
課題番号 | 1994003187 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 暖地における作物、家畜の生産環境の改善技術の確立 |
大課題 | 土壌の保全と環境調和型生産力維持向上技術の開発 |
中課題 | 土壌における物質循環の制御と土壌保全技術の開発 |
小課題 | 甘しょの栄養特性に基づく土壌管理技術の開発(137) |
摘要 | 青果用品種の栄養特性を検討してその特徴を明らかにした。ベニオトメは高系14号に比べると、■施用窒素よりも土壌由来の窒素利用率が大きい、■K施用効果が大きく塊根の肥大が促進され、上いも重を増収させる。■K含有率が高いとむしいも中のスクロース含有率が低下する傾向が認められ、K栄養は糖濃度と関連性があると考えられる。■ベニオトメは高系14号よりも低K、高スクロースという品種としての特徴を示す等であった。このように甘しょは品種により栄養特性は異なり、N、K栄養は塊根の増収と品質成分に影響し、品種に適合した肥培管理が必要なことを明らかにした。 |
研究分担 | 生産環境・土壌保全研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042709 |
収録データベース | 研究課題データベース |