栄養ストレス下における作物の代謝制御と適応戦略機構の解明(138)
課題番号 | 1994003188 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 継H05〜H10 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 暖地における作物、家畜の生産環境の改善技術の確立 |
大課題 | 土壌の保全と環境調和型生産力維持向上技術の開発 |
中課題 | 土壌における物質循環の制御と土壌保全技術の開発 |
小課題 | 栄養ストレス下における作物の代謝制御と適応戦略機構の解明(138) |
摘要 | 栄養ストレス下での代謝制御に関与するタンパク質の検出を目的として、窒素、リン、カリウムの欠除または過剰処理をしたイネ栽培品種日本晴幼植物の葉身と根のタンパク質二次元電気泳動パターンの比較を行った。さらに、リンストレス下での葉身と根の抽出液を用いて、タンパク質の機能発現に重要なリン酸化反応についても検討を行った。二次元電気泳動パターンの比較では、特異的に出現または消失したタンパク質を検出することができなかった。一方、タンパク質リン酸化の解析では、リン欠乏ストレス下の根で特異的にリン酸化が昂進される分子量80,000、等電点6.0のリン酸化タンパク質を検出したが、このタンパク質は量的には非常にマイナーなタンパク質であった。 |
研究分担 | 生産環境・土壌保全研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042710 |
収録データベース | 研究課題データベース |