下層土壌への有機資材投入による窒素溶脱低減技術の開発
課題番号 | 1994003226 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 新H06〜H10 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 暖地における作物、家畜の生産環境の改善技術の確立 |
大課題 | 農耕地生態系における環境保全技術の開発 |
中課題 | 生態系維持型畑生産技術体系の開発 |
小課題 | 下層土壌への有機資材投入による窒素溶脱低減技術の開発 |
摘要 | 南九州畑作地域においては、浅層地下水中窒素濃度の上昇が見られるため、環境保全に留意した主要畑作物ごとの生産技術の開発が要請されている。本課題においては、地域内で入手しやすい樹皮やおがくず等の有機産業廃棄物や圃場内で生産される麦稈等の作物残査を50cm前後の深さに埋設し、微生物を増殖させることによって作土層より溶脱した硝酸態窒素を毛管上昇域内に留め、あるいは脱窒し原稿栽培の窒素溶脱量を半減することを目途に研究を進める。研究内容は以下の通りである。■窒素溶脱量を低減する有機資材および有機資材投入法の選定(6〜7年度)。■下層土壌への有機資材投入による窒素溶脱低減効果の判定(6〜8年度)。■有機物投入による窒素溶脱低減メカニズムの解明(7〜9年度)。■下層土壌への有機資材投入による窒素溶脱低減技術法の実用化(9〜10年度)。 |
研究分担 | 企連・総研2 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042748 |
収録データベース | 研究課題データベース |