反芻家畜における暖地飼料作物の消化率・採食性変動要因の解析(181)

反芻家畜における暖地飼料作物の消化率・採食性変動要因の解析(181)

課題番号1994003234
研究機関名九州農業試験場(九農試)
他機関畜試
研究期間完H01〜H05
年度1994
研究問題暖地における高位生産技術と合理的流通・利用技術体系の確立
大課題作物、家畜の低コスト生産管理技術の開発
中課題低コスト飼料資源の有効利用技術の開発
小課題反芻家畜における暖地飼料作物の消化率・採食性変動要因の解析(181)
摘要九州地域で栽培の拡大が期待されている暖地型牧草(ギニアグラス)を乾草調製してその反芻家畜における消化率及び採食性について刈取りステージを中心にして変動要因を検討し、高栄養価の乾草を得るための条件を明らかにしようとした。ギニアグラスのナツカゼ及びナツユタカの1番草を伸長〜出穂期に収穫して調製した乾草のTDN含量は55〜50%、再生草(1番刈後42〜56日に刈取り)では50〜43%であった。ギニアグラスの高消化性画分(OCC+Oa)の含量はTDN含量との相関が高く(r=0.89)、回帰式Y=21.20+0.803X(但し、Y:TDN含量、X:OCC+Oa含量)が得られた。この回帰式から簡易にTDN含量を推定することが可能となった。また、草丈が160cmを越えると栄養価が顕著に低下すること及び草丈と硝酸態窒素含量には有意な負の相関があり草丈が120cm以下では高硝酸態窒素となることから、刈取りは草丈が130〜150cmの範囲が適期である。番草の比較では草丈を140〜150cmで刈り取った場合、1・2・3番草ともにTDN含量は54〜56%であった。また、これら乾草の山羊における乾物摂取量(体重kg当たり)は約33gであり摂取量からみても草丈130〜150cmが刈取り適期と考えた。残された問題はギニアグラスのサイレージにおける消化率及び採食性の検討である。
研究分担畜産・栄養飼料研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042756
収録データベース研究課題データベース

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