サツマイモ帯状粗皮病の抵抗性に関する研究(240)
課題番号 | 1994003301 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
他機関 | 国際農研沖縄【宇杉富雄】 |
研究期間 | 継H04〜H08 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 難防除病害虫の総合的制御技術の確立[地域基盤研究] |
大課題 | 難防除病害虫の制御基幹技術の開発 |
中課題 | 耐病虫性遺伝子と耐病虫性機作の解明 |
小課題 | サツマイモ帯状粗皮病の抵抗性に関する研究(240) |
摘要 | 帯状粗皮病に抵抗性を示すサツマイモ系統(無症イモ)の抵抗性機構を解明するため、無症イモ及び感受性品種(高系14号)のウイルスフリー苗に感染アサガオを接木接種し、経時的に葉の病徴を観察した。その結果、無症イモも高系14号も同様な病徴で推移した。しかし、接木接種4カ月後に塊根表皮の状態とウイルス粒子の有無をしらべたところ、両者で明かな差異が認められた。無症イモでは粗皮症状は認められず、5株中1株でのみウイルス粒子が検出された。一方、高系14号では帯状粗皮の初期症状が10株中4株で認められ、すべての株の塊根からウイルス粒子が検出された。従って、塊根でのウイルス増殖と無症イモの抵抗性との関連が示唆された。 |
研究分担 | 地域基盤畑地利用・ウイ病研甘しょ育研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042823 |
収録データベース | 研究課題データベース |