黒潮・親潮前線域における海洋循環の実態把握
黒潮・親潮前線域における海洋循環の実態把握
課題番号 | 1994005293 | ||
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研究機関名 | 東北区水産研究所(東北水研) | ||
研究期間 | 継H02〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 東北海域における水産資源の培養及び持続的利用技術の確立 | ||
大課題 | 水塊構造と変動機構の解明 | ||
中課題 | 沖合域における海洋動態の把握 | ||
小課題 | 黒潮・親潮前線域における海洋循環の実態把握 | ||
摘要 | 県水産試験場とサンマ漁期前調査において共同研究を行い、千島東方海域から混合水域にかけて広域かつ同時的な調査を行った。その結果西部亜寒帯循環域が鉛直密度構造によっていくつかの特徴的な海域に分離されること、オホーツク海からの流出水が北太平洋中層水の起源となっていることを示唆する結果が得られた。また、1994年1−2月に開洋丸によるWOCE−WHP−one time調査に参画し、30゜Nで太平洋を横断するCTD及び酸素の高精度測定を行い、それらの分布を明らかにした。一方、金華山沖の深さ3000mの海底に係留した流速計の観測結果から、2500m深の流れが南北成分では平均1.1cm/s、最大16cm/sの南向きの流れが存在していた。 | ||
研究分担 | 海洋環境・海動態研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042853 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |