アミロース/アミロペクチン比変異の遺伝子源の探索(39)
課題番号 | 1994000039 |
研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 消費ニーズに対応した高品質作物の開発と生産・利用体系の確立 |
大課題 | 作物の安定的高品質・多収品種の育成 |
中課題 | 麦類の高品質・多収品種の育成 |
小課題 | アミロース/アミロペクチン比変異の遺伝子源の探索(39) |
摘要 | 関東107号から得られた極低アミロース突然変異系統「谷系A6099」は原系統と出穂・成熟期はほぼ同じで稈長および穂長がやや短かく、千粒重がやや小さかった。この系統のデンプンを抽出し、その粘度特性を調べたところ、関東107号に比べて最高粘度はほぼ同じであるが、ブレークダウンがより大きく、セットバックおよび最終粘度が小さかった。遺伝分析の結果から、この突然変異系統は1遺伝子の変化により生じたこと、また、アミロース含量の異なる品種間の正逆交雑の結果から、小麦種子のアミロース含量には遺伝子の数量効果があることが明らかとなった。 |
研究分担 | 作物開発・小麦育種研(麦育種班) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042955 |
収録データベース | 研究課題データベース |