温暖地東部向き育成系統の超多収性の検定と栽培特性の解明(79)
課題番号 | 1994000083 |
研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) |
研究期間 | 継H04〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生態系に調和した作物生産管理技術体系の確立 |
大課題 | 作物の物質生産機能の解明と安定生産制御技術の確立 |
中課題 | 作物の物質生産機能の生理生態的解明 |
小課題 | 温暖地東部向き育成系統の超多収性の検定と栽培特性の解明(79) |
摘要 | 4月27日(早植)と6月4日(遅植)の作期に品種と少肥・多肥条件を組み合わせて24の試験区を設けた。半矮性インド型品種では、7月上旬から8月上旬の低温により早植区に障害不稔が多発したため、タカナリの遅植多肥区が最多収であったが、粗玄米重は697g/■にとどまった。日本型品種では、奥羽316号早植多肥区の694g/■が最多収であった。タカナリの突然変異系統である関東糯164号は、穂数・籾数ともタカナリと同程度であったが、玄米の粒厚分布がより薄い方に偏り、粒厚別の千粒重も小さいため、精玄米重が小さくなると考えられた。コシヒカリのdull変異系統である関東168号の生育・収量は4年度同様にコシヒカリとほぼ同じであった。 |
研究分担 | 生理品質・稲栽生理研(栽培生理班) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042999 |
収録データベース | 研究課題データベース |