いもち病菌の寄生性分化と対応技術(117)
いもち病菌の寄生性分化と対応技術(117)
課題番号 | 1994000131 | ||
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研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) | ||
他機関 | 宇都宮大農【縄野正衛】 | ||
研究期間 | 継S00〜S00 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 生態系に調和した作物生産管理技術体系の確立 | ||
大課題 | 作物病害虫の発生機構の解明と制御技術の確立 | ||
中課題 | 作物病害虫の生理生態的特性の解明 | ||
小課題 | いもち病菌の寄生性分化と対応技術(117) | ||
摘要 | イネいもち病菌の系統進化の過程を明らかにするため、イネ、雑穀、雑草等14宿主植物のいもち病菌間の類縁関係を、分子マーカー(DNAプローブ)を用い解析した。その結果、イネ菌はヒエ・アワ・ヌカキビ・キビ菌に、南米のコムギいもち病菌はウイーピングラブグラス菌に近縁であった。また宿主が異なるいもち病菌を識別できる分子マーカーが得られた。さらに、菌糸融合によるいもち病菌の新レース生成機構解明研究の効率化を図るため、菌糸融合の生成を肉眼で検出できるnit変異株(硝酸塩利用能欠損変異株)を作出した。 | ||
研究分担 | 病害虫防除・水田病害研(水田病害班) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043047 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |