有機資材の品質評価法の開発並びに品質評価基準の策定(261)
課題番号 | 1994000299 |
研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) |
他機関 | 技会 |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 活力ある地域農業展開のための効率的農業生産体系の確立 |
大課題 | 地域農業資源の評価と地域農業生産体系の開発 |
中課題 | 地域農業資源の活用による総合的農業生産体系の開発 |
小課題 | 有機資材の品質評価法の開発並びに品質評価基準の策定(261) |
摘要 | 家畜ふん堆肥の品質評価への近赤外分光分析法の適用の可能性を検討する目的で、牛ふん堆肥の腐熟過程における各種成分、品質関連事項の変化をNIR System6250型近赤外分光分析装置を用いて追跡した。腐熟の進行にともなって、全炭素、C/N比、セルロース、ヘミセルロース、熱水可溶性有機物、およびベンゼン・エタノール可溶性有機物の含有率は減少し、全窒素、有機態窒素、粗灰分、リグニンの含有率、およびCECは増加するが、いずれの項目においても、2〜4波長の重回帰によって相関係数が0.9以上の精度で変化の把握が可能であった。これらの結果から、近赤外分光分析法を迅速・簡易な堆肥の品質評価法として使用できる可能性は高いと思われた。 |
研究分担 | プロチーム・プロ6 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043215 |
収録データベース | 研究課題データベース |