農林業起源の大気汚染物質の拡散過程の解明(262)
課題番号 | 1994000300 |
研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) |
他機関 | 技会 |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 活力ある地域農業展開のための効率的農業生産体系の確立 |
大課題 | 地域農業資源の評価と地域農業生産体系の開発 |
中課題 | 地域農業資源の活用による総合的農業生産体系の開発 |
小課題 | 農林業起源の大気汚染物質の拡散過程の解明(262) |
摘要 | 5年度は、特に傾斜地における悪臭の動きに着目し、悪臭の分布や経時変化を調査・解析した。対象地域は群馬県赤城山の西麓に位置する畜産団地とその周辺、畜種は豚である。堆肥化施設から距離10m離れるごとに、悪臭は約3分の1の濃度となった。畜産団地の斜面下方に広がる畑地において、悪臭、気温、相対湿度、風向、風速の徹夜連続観測を行った。午後10時半から吹き出した斜面下降風(山風)とともに、悪臭の濃度が急激に増加し、下降風が吹いている間、継続的に悪臭の濃度は高かった。そこで、畜産施設が集落の斜面上部に位置するような立地関係の地域では、斜面下降風によって夜間に悪臭の問題が生じやすいと考えられる。 |
研究分担 | プロチーム・プロ6 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043216 |
収録データベース | 研究課題データベース |