紫外線防止機能を有する植物成分の解明と利用
紫外線防止機能を有する植物成分の解明と利用
課題番号 | 1994003799 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 単H05〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 品質成分の解明及び評価 | ||
大課題 | 食品の健全性に係わる成分の評価及び開発 | ||
中課題 | 食品の生理機能成分の探索及び開発 | ||
小課題 | 紫外線防止機能を有する植物成分の解明と利用 | ||
摘要 | 動物培養細胞は紫外線照射により死滅するが、培地への紫外線防護物質の添加はこの死滅を防止することができる。これまでにたまねぎの黄色色素であるケルセチン配糖体にその防護効果が確認されていたが、本課題では糖の結合位置の異なるケルセチンを合成しその作用を検討した。その結果、ケルセチンの3位や7位に糖が結合したモノグルコシドに比べて4’位に糖が結合したモノグルコシドでは作用が弱まることが確認できた。さらに、だいこんの葉からケンフェロール配糖体を抽出分離し、ケンフェロールー3−ラムノグルコシドやケンフェロールー3−ラムノガラクトシドも、それぞれ300μM以上の濃度で示すことを明かにした。 | ||
研究分担 | 食品機能・機能成分研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043245 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |