複合糖質の調製とその性質(69)

複合糖質の調製とその性質(69)

課題番号1994003851
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間継H04〜H09
年度1994
研究問題素材の特性解明及び利用
大課題食料資源の理化学的性質の解明
中課題糖質の特性解明と高度利用
小課題複合糖質の調製とその性質(69)
摘要複合糖質の汎用性を高めることを目的として、複合糖質の親水基がタンパク質表面と相互作用することを利用した、タンパク質の新規な精製法の確立を試みた。4年度検討した合成界面活性剤ジドデシルグルコシルグルタメイト以外に、市販の複合糖質を用いて、タンパク質との相互作用を調べた。これまでに確立した有機溶媒可溶化リパーゼの調製法を応用して、界面活性剤とタンパク質で水に不溶な複合体を調製した。この複合体を有機溶媒に溶かし、トリエチルアミンと緩衝液を添加した系で、複合体を構成したタンパク質を水層に抽出した。抽出されたタンパク質を調べた結果、タンパク質は、その溶解度に依存して、界面活性剤と複合体を形成する効率の変化することがわかった。さらに、界面活性剤の親水性基の構造と分子全体の疎水性の強さがタンパク質との相互作用に影響を与えていることがわかった。これらの結果は、この方法が、従来のタンパク質精製法とは原理が全く異なる精製法として応用できることを示唆している。
研究分担理化学・炭水化物研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043297
収録データベース研究課題データベース

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