リパーゼによる脂肪酸誘導体の合成(78)
リパーゼによる脂肪酸誘導体の合成(78)
課題番号 | 1994003862 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 継H04〜H06 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 素材の特性解明及び利用 | ||
大課題 | 食料資源の理化学的性質の解明 | ||
中課題 | 食品脂質の特性解明と高度利用 | ||
小課題 | リパーゼによる脂肪酸誘導体の合成(78) | ||
摘要 | 4年度ホスホリパーゼを用いて合成に成功したビタミンEのリン脂質誘導体(ホスファチジルクロマノール:PCh)の抗酸化活性を検討した。PChはビタミンEと同程度のラジカル捕捉活性を示したが、リポソーム膜の酸化反応においてはその活性はビタミンEよりも明らかに劣った。一方、リポソーム膜懸濁液にビタミンCが共存すると両者はほぼ同じ活性を示した。したがって、ビタミンCによる再生系が働く場では、PChはビタミンEと同等の活性を発揮すると考えられた。 | ||
研究分担 | 理化学・脂質研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043308 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |