固定化植物培養細胞の特性解明(168)
固定化植物培養細胞の特性解明(168)
課題番号 | 1994003949 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 継H05〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 加工・流通技術の開発及び利用 | ||
大課題 | 食品の加工・流通に係わる工学的技術開発 | ||
中課題 | 食品素材の生物工学的生産システムの開発 | ||
小課題 | 固定化植物培養細胞の特性解明(168) | ||
摘要 | アントシアニン生産性ブルーベリー赤色培養細胞を用いてアルギン酸金属塩ゲル内への固定化特性を検討した。まず、継代培養と細胞選抜によって、固定化後も増殖能や色素生産能が低下しない細胞系統を分離・獲得した。この細胞系統を用いてCa、Sr、Mn、Ba、Al、Ni、Coについて検討したところ、細胞の色調についてはCa、Sr、Mnが優れており、ゲルビーズ強度の点では、Mnを除いて、いずれの金属も使用可能であった。また増殖はCaを用いた場合が最も良く、次いでSr、Mnの順であった。以上の結果から、ブルーベリー赤色細胞をアルギン酸ゲルで固定化する場合、Caを金属イオンとして用いるのが最適と判断した。 | ||
研究分担 | 食品工学・生体反応研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043395 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |