イヌリンフラクトトランスフェラーゼの遺伝子工学(191)
課題番号 | 1994003977 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生物変換機能の解明及び利用 |
大課題 | 微生物・酵素等の利用技術の開発 |
中課題 | 酵素利用技術の改良・開発 |
小課題 | イヌリンフラクトトランスフェラーゼの遺伝子工学(191) |
摘要 | イヌリンから環状オリゴ糖DFA Iを生成するイヌリンフラクトトランスフェラーゼ(DFA I生産型)(EC2.4.1.200)の遺伝子のクローンの構造につき検討を行った。DNAの塩基配列の決定にあたってはベクターとしてpUC118、pUC119を用い、適当なサブクローニングを行い、ヘルパーファージを用いてシークエンス用の一本鎖DNA を調製した。Ampli Taqポリメラーゼを用いてシークエンス反応を行い、蛍光シークエンサーABI473Aにより塩基配列を決定した。酵素のN−末端付近に対応する遺伝子の塩基配列が解明された。研究の対象となっている酵素は酵素生産菌の菌体外に分泌される菌体外酵素である。しかし他の菌体外酵素の遺伝子によく見られるシグナルペプチドに対応する配列が見られず、Translationの開始のコドンであるATGの直後から酵素のN−末端のAla−Asn−Thr−Val−…という一次構造に対応した塩基配列が見られた。 |
研究分担 | 応微・酵素利用研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043423 |
収録データベース | 研究課題データベース |