放線菌の二次代謝誘発機構の解明と潜在機能発現に関する基礎研究
課題番号 | 1994004003 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
研究期間 | 新H05〜H08 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生物変換機能の解明及び利用 |
大課題 | 食品の開発に係わる生物機能の利用 |
中課題 | 生体高分子機能の解明 |
小課題 | 放線菌の二次代謝誘発機構の解明と潜在機能発現に関する基礎研究 |
摘要 | 放線菌の二次代謝誘発機構の解明を目的として、5年度は以下の4方向から研究を進めた。遺伝学の面では、relおよびabaのStreptomyces coelicolorのクロモゾーム遺伝子地図上へのマッピングを行い、それぞれbldG及びafsAの近傍にあることをつきとめた。特定蛋白のADP−リボシル化に関しては、S.griseus及びS.coelicolorのいずれの場合も44KDa蛋白のADP−リボシル化が分化誘発に関わることをつきとめた。分化誘発に関与するGTP結合蛋白に関しては、S.griseusを用いて集積培養によりGTP結合蛋白に変異を生じた可能性のある変異株を多数取得した。分化誘発に関わる未同定物質に関しては、現在、純度約80%のものを20mg程度得ている。 |
研究分担 | 生物機能・変換機能研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043449 |
収録データベース | 研究課題データベース |