トールフェスク・イタリアンライグラス雑種作出のための両親系統の組織培養利用技術(82)
課題番号 | 1994001079 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
他機関 | 北農試 |
研究期間 | 延H01〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 飼料作物等品種の育成 |
大課題 | 育種法の確立と新育種素材の開発 |
中課題 | バイオテクノロジー利用による育種法の開発 |
小課題 | トールフェスク・イタリアンライグラス雑種作出のための両親系統の組織培養利用技術(82) |
摘要 | 雄性不稔イタリアンライグラスとトールフェスクの交配から得られた雑種を直接利用する育種技術を確立することを目的として、これらの雑種系統の利用2年目の収量と品質の評価を行った。雑種系統の年間収量は、トールフェスク、アオナミ(オーチャードグラス)およびフタハル(イタリアンライグラス)よりも高かった。また交配の組合せにより収量が異なり、合せ能力の高いものを選抜することにより収量の増加を図ることが可能であると考えられた。また品質と関係のある乾物分解率では、雑種系統はトールフェスクより高い分解率を示し、単少糖含量はトールフェスクと同程度であった。利用3年目の調査を引続き行うことが必要である。 |
研究分担 | 育種・育種工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043561 |
収録データベース | 研究課題データベース |