イネ科牧草における形質転換系の確立(84)
イネ科牧草における形質転換系の確立(84)
課題番号 | 1994001081 | ||
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研究機関名 | 草地試験場(草地試) | ||
他機関 | 北農試 | ||
研究期間 | 延H03〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 飼料作物等品種の育成 | ||
大課題 | 育種法の確立と新育種素材の開発 | ||
中課題 | バイオテクノロジー利用による育種法の開発 | ||
小課題 | イネ科牧草における形質転換系の確立(84) | ||
摘要 | イネ科牧草における分子育種を実現するため、直接遺伝子導入法による形質転換植物の系を確立するのが本研究の目的である。トールフェスクのプロトプラストにハイグロマイシン耐性遺伝子とトウモロコシシュークロースフォスフェイトシンターゼ(SPS)遺伝子を共形質転換した結果、ハイグロマイシン耐性個体が2個体得られた。これら2個体についてウェスタン解析を実施したが、トウモロコシSPSは検出されなかった。パーティクルガンによる各種イネ科牧草液体培養細胞への直接遺伝子導入を行い、ベータグルクロニダーゼによる一過的な青色点発現を比べた結果、トールフェスク、メドウフェスク及びイタリアンライグラスの中ではトールフェスクが最も高い発現を示した。本研究によりトールフェスクの形質転換体を得ることができたが、さらにトールフェスク以外の牧草においても形質転換体を得るために、研究期間を7年度まで延長する。 | ||
研究分担 | 育種・育種工学研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043563 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |