細胞操作による雄性不稔トールフェスクの開発(85)
課題番号 | 1994001082 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
他機関 | 北農試 |
研究期間 | 延H03〜H08 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 飼料作物等品種の育成 |
大課題 | 育種法の確立と新育種素材の開発 |
中課題 | バイオテクノロジー利用による育種法の開発 |
小課題 | 細胞操作による雄性不稔トールフェスクの開発(85) |
摘要 | トールフェスクには細胞質雄性不稔(CMS)が見つかってないので、細胞操作等のバイテク手法を利用してCMSトールフェスクを作出することを目的とする。培養由来の再分化植物の雄性不稔性が後代に遺伝することが確認できたので、今後、維持系統を育成するために単交配後代の花粉稔性を調査を行う。またイタリアンライグラスの細胞質雄性不稔性を導入するために非対照融合を行い、19の再分化植物が得られた。そのうち十分に大きくなった5クローンでサザン解析を行い、少なくとも4クローンが融合植物であった。融合植物でイタリアンライグラス特異的な蛍光反応がみられたことから、X線照射量をさらに検討する必要があると考えられた。本研究では現在CMS候補植物が得られたところであり、今後CMS性の確認及びその維持系統を育成する必要があるため、研究期間を3年間延長する。 |
研究分担 | 育種・育種工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043564 |
収録データベース | 研究課題データベース |