キチナーゼを利用した高度耐病性イネ科牧草の作出
キチナーゼを利用した高度耐病性イネ科牧草の作出
課題番号 | 1994001086 | ||
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研究機関名 | 草地試験場(草地試) | ||
研究期間 | 新H06〜H08 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 飼料作物等品種の育成 | ||
大課題 | 育種法の確立と新育種素材の開発 | ||
中課題 | バイオテクノロジー利用による育種法の開発 | ||
小課題 | キチナーゼを利用した高度耐病性イネ科牧草の作出 | ||
摘要 | 牧草類ではコスト及び安全性の面から農薬の使用が大きく制限され、耐病性の付与は極めて重要である。しかしながら、従来の交配育種法での耐病性向上には多大な労力と時間を要しており、分子・細胞育種による飛躍的かつ効率的な耐病性付与が望まれる。近年キチナーゼ等耐病性関連遺伝子が各種植物から単離されており、それを用いた形質転換による耐病性向上の成功例も相次いで報告されている。そこで、耐病性関連遺伝子をイネ科牧草に導入し、高度耐病性育種素材を作出するのが本研究の目的である。具体的には、プロトプラストへの直接遺伝子導入法が確立されているトールフェスクを材料とし、キチナーゼ遺伝子を導入して葉腐れ病に抵抗性の個体を作出する。また、オーチャードグラスにキチナーゼ遺伝子を導入し、うどんこ病抵抗性の個体を作出する。 | ||
研究分担 | 育種・育種1研育種化学研育種工学研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043568 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |