草地土壌の理化学的性質に及ぼすケイ酸質資材の影響解明(115)
課題番号 | 1994001116 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 高品質飼料の高位生産技術及び環境管理技術の確立 |
大課題 | 土壌生産力の維持・増進と合理的施肥管理技術の確立 |
中課題 | 草地土壌の特性解明と土壌管理方式の確立 |
小課題 | 草地土壌の理化学的性質に及ぼすケイ酸質資材の影響解明(115) |
摘要 | ケイ酸質資材(ケイカル)のオーチャードグラス(OG)に対する増収効果は5〜6%であり、対照に用いた炭カルと大差がなかった。褐色低地土のケイカル施用では、黒ボク土に比べてpHが低下しやすく、またOGのリン酸吸収量も低下するが、ケイ酸の吸収量は多いことが示された。一方、黒ボク土ではケイカルの施用量が増加してもOGのリン酸吸収はほとんど低下せず、土壌中の可溶性ケイ酸含量及びOGのケイ酸吸収量が増加した。しかし、土壌中の可溶性ケイ酸量とOGのケイ酸吸収量には比例関係は認められなかった。土壌によるケイ酸吸収量はリン酸量よりも多く、黒ボク土のケイ酸吸着力は褐色低地土に比べて強いことが判明した。 |
研究分担 | 環境・土肥1研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043598 |
収録データベース | 研究課題データベース |