各種農業生態系における土壌動物相の比較(44)
各種農業生態系における土壌動物相の比較(44)
課題番号 | 1994000591 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
他機関 | 九州農試 | ||
研究期間 | 完H02〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 | ||
大課題 | 環境生物資源の特性の解明と機能の評価 | ||
中課題 | 環境生物の特性の解明と機能の評価 | ||
小課題 | 各種農業生態系における土壌動物相の比較(44) | ||
摘要 | つくば市及びその近隣の15か所において土壌動物の多様性と密度の調査を行った。その結果、いずれの調査地においても、検出された土壌動物の中で最も密度が高かったのは線虫綱で、ついで輪虫綱、蛛形綱(主に土壌ダニ類)、昆虫綱となった。検出された土壌動物の多様性を見ると、畑地、果樹園等土壌の撹乱や化学物質の散布等人為的な影響が大きい場所ほど多様性は低く、照葉樹林、アカマツ林等人為的な影響が比較的少ない場所では多様性が高い傾向が認められた。また、土壌動物の内、ムカデ綱等体の大きなもの、マキガイ綱等移動能力の低いもの、Mononchida目線虫等捕食性のものが人為的な撹乱を強く受けるに従って検出頻度が低くなる傾向にあり、一方、特定の種の密度のみが特に高くなる傾向にあった。 | ||
研究分担 | 環境生物・線・動物研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043715 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |