植物病原菌個体群の変動に及ぼす影響の解明
植物病原菌個体群の変動に及ぼす影響の解明
課題番号 | 1994000604 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
他機関 | 鹿児島県茶試【西八束】 | ||
研究期間 | 新H05〜H08 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 | ||
大課題 | 環境生物資源の特性の解明と機能の評価 | ||
中課題 | 環境生物の特性の解明と機能の評価 | ||
小課題 | 植物病原菌個体群の変動に及ぼす影響の解明 | ||
摘要 | 地球温暖化に伴う気温の変化がどの程度の影響を植物病原微生物に与えるかについては、未解明な部分が多く、また、被害予測の基礎的なデータにも乏しい。そこで、植物病原微生物の個体群に及ぼす温度の影響について明らかにする。5年度には、表在性のPseudomonas属細菌について、バイオフォトレコーダーを用いて、培養温度5〜40度の範囲で測定し、比較可能な最適培養液を検討した。そして、生育、色素産性、病原性等の変化を調べた。その結果、単子葉植物に親和性のあるPseudomonas gladioliは、30度以上の条件下でイネに病原性を示し、35度前後で黄緑色色素(毒素)を多量に生産した。供試した表在性のPseudomonas属細菌では、生育適温と発病条件との間に密接な関係があることが確認された。 | ||
研究分担 | 環境生物・寄生菌研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043728 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |