イネ縞葉枯ウイルス変異株出現と宿主の相互作用(58)
課題番号 | 1994000607 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 継H01〜H10 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 |
大課題 | 環境生物資源の特性の解明と機能の評価 |
中課題 | 環境生物の変異と適応機構の解明と評価 |
小課題 | イネ縞葉枯ウイルス変異株出現と宿主の相互作用(58) |
摘要 | イネ縞葉枯ウイルスと宿主との相互作用を分子レベルで解明し、微生物制御の技術開発に資する。本プロジェクト第2期では、ウイルスがコードする蛋白の感染発病に対する影響やウイルスRNAの複製に対する宿主因子の作用に焦点をあて研究を推進する。RNA2がコードする94K蛋白は宿主の受容体と作用するフレボウイルスの膜蛋白と類似性がある。この蛋白の機能を検討するため、アミノ酸の疎水性をフレボウイルスの膜蛋白と比較したところ、膜蛋白に特徴的な3つの疎水領域が94K蛋白にも認められた。この領域の2カ所の合成ペプチドを作製し、ウサギに免疫し、抗血清の作製を試みた結果、高力価の抗血清を得た。本抗血清を使い、94K蛋白の感染組織での所在やその生理作用を検討する。 |
研究分担 | 環境生物・土微分類研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043731 |
収録データベース | 研究課題データベース |