微生物による農薬分解機構および分解遺伝子の解析(128)
課題番号 | 1994000669 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 農業生態系の構成要素の動態・相互作用の解明と制御技術の開発 |
大課題 | 農用資材等の動態解明・制御技術及び安全性評価・管理技術の開発 |
中課題 | 農薬・肥料等の環境中の動態解明と制御技術の開発 |
小課題 | 微生物による農薬分解機構および分解遺伝子の解析(128) |
摘要 | Pentachlorophenol(PCP)分解菌(I8817株)のPCP分解経路および分解に関与する遺伝子を解析するために、トランスポゾン(Tn5;マーカー遺伝子としてカナマイシン耐性遺伝子をもつ)の導入によるPCP代謝変異体の作出を試みた。PCP分解菌へのTn5の導入は、Tn5を含むプラスミドpSUP1021をもつ大腸菌との接合により行った。Tn5の導入によりカナマイシン耐性を獲得した約1000株について液体培養し、そのPCP分解パターンの変化を紫外可視分光光度計により1株ずつ調べたところ、野生型とは異なり、291nmおよび336nmに極大吸収波長もつ物質を培地中に蓄積する変異株を数株得た。これら蓄積物質は、有機溶媒による液−液分配では抽出されず、高い水溶性を有するものと考えられた。 |
研究分担 | 環境生物資材動態・除草動態研土微利用研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043793 |
収録データベース | 研究課題データベース |