リモートセンシング技術による農業環境把握技術の高度化(168)
課題番号 | 1994000712 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 農業生態系の総合的管理技術の開発 |
大課題 | 農業生態系に関する情報の収集・解析・処理システムの開発 |
中課題 | 農業生態系に係わる情報の計測手法の開発 |
小課題 | リモートセンシング技術による農業環境把握技術の高度化(168) |
摘要 | リモートセンシング技術を用いた熱帯農業環境把握手法の開発をフィリピンの研究機関と共同で行った。合成開口レーダデータの利用技術の開発を目的として、ERS1/SARおよびJ・ERS1/SAR画像の農地での検討を行い、ERS1/SAR画像では畑作物の生育に伴い、後方散乱係数が高まる傾向が認められたが、J・ERS1/SAR画像では水稲・畑作物の生育との関係はほとんど認められなかった。この理由はERS1/SARはCバンドで作物の情報を把握できるが、J・ERS1/SARのLバンドは作物を透過しているため情報の取得が困難であると推定された。光学センサ利用技術の高度化の一環として、MOS1/MESSRデータによるピナツボ山噴火後の植生モニタリングを1992年3月まで進め、乾季の10月から3月までは植生変化が少ないことを示した。 |
研究分担 | 環境管理・隔測研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043836 |
収録データベース | 研究課題データベース |