植物群落の多様性と侵入雑草の生育型戦術(199)
植物群落の多様性と侵入雑草の生育型戦術(199)
課題番号 | 1994000741 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
研究期間 | 継H05〜H10 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 農業生態系の総合的管理技術の開発 | ||
大課題 | 農業生態系の変動予測と総合的な評価法の開発 | ||
中課題 | 農業生態系の構造の把握と機能の定量的評価法の開発 | ||
小課題 | 植物群落の多様性と侵入雑草の生育型戦術(199) | ||
摘要 | 生育環境による雑草の生育型変化を類型化して合理的な雑草管理を行うため、光環境要因のうち、特に緑陰透過光に対する可塑性に注目し、その適応的意義について検討を行った。光量(相対照度;RLI)及び光質(R/FR値)を変化させた以下の3処理区を試作した。■対照区(RLI=100%、R/FR=1.83)、■寒冷紗区(RLI=6.7%、R/FR=1.69)、■フィルター区(RLI=6.3%、R/FR=0.22)。ツユクサを約45日間栽培した後、外部形態を測定し各器官への乾物分配率を求めた。その結果、低照度及び低R/FR値で示される劣悪な光環境下で生育するツユクサは、分枝を制限し、主茎へのエネルギー投資を増大して上方へ伸長することが判明した。 | ||
研究分担 | 環境生物・保全植生研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043865 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |