農業生態系における大気汚染質の動態の解明と評価(221)
課題番号 | 1994000766 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 継S62〜H08 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 地球環境の変化と農業生態系の相互関係の評価及び農業生態系管理技術の開発 |
大課題 | 農業生産活動が地球環境に及ぼす影響の評価と農業生態系管理技術の開発 |
中課題 | 農業生産活動が生態系変化に及ぼす影響の解明と評価 |
小課題 | 農業生態系における大気汚染質の動態の解明と評価(221) |
摘要 | 茨城県農業総合センター農業研究所水田利用研究室(竜ヶ崎市)の水田圃場で、1993年5月から9月までの水稲栽培期間中、圃場を常時湛水区と現地の慣行水管理区の2区に分けて、それぞれの区に自動開閉チャンバーを1台ずつ設置し、水田からのメタンフラックスを自動連続測定システムにより測定した。水稲栽培期間中のメタン総発生量は、常時湛水区および慣行水管理区で、それぞれ、9.5および5.2gCH4/m2であり、後者の区からの発生量は前者の区からの約55%であった。今回と過去2年間の結果から、水田からのメタン発生に及ぼす水管理の影響は非常に大きく、日本で通常実施されている水管理方法は、メタン発生量を非常に抑制できることが明らかになった。 |
研究分担 | 環境管理・影響調査研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043890 |
収録データベース | 研究課題データベース |