向神経性ウイルス遺伝子の構造解析(122)
向神経性ウイルス遺伝子の構造解析(122)
課題番号 | 1994003611 | ||
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研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) | ||
研究期間 | 完H04〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 病原微生物等の特性及び生態の解明 | ||
大課題 | 病原微生物,寄生虫及び衛生害虫等の特性の解明 | ||
中課題 | 生物学的及び物理学的特性の解明 | ||
小課題 | 向神経性ウイルス遺伝子の構造解析(122) | ||
摘要 | 豚のオーエスキー病ウイルスの早初期(IE)遺伝子の機能解析を目的に、同遺伝子欠失ウイルスを作出した。まず、IE遺伝子を単離し、トランスフェクションによりIE蛋白質発現細胞を作出した。ついで、IE遺伝子欠失ウイルスの作出に必要なトランスファーベクターを構築し、IE発現細胞中における相同組換えによりIE遺伝子欠失ウイルスを作出した。トランスファーベクターはIE遺伝子領域に大腸菌のβ−gal伝子が挿入されるよう設計し、欠失ウイルスの選別マーカーとした。欠失ウイルスはIE180発現細胞では野外株と同様の増殖性を示したが、通常の細胞では増殖しなかった。しかし、細胞種によって程度の差異は認められたが、すべての細胞でβ−galの産生が認められ、IE遺伝子プロモーターの活性化が確認された。本課題は計画通りの成果があったので完了とし、残された課題はバイテク研究[動物ゲノム]の中で発展させる。 | ||
研究分担 | 研二・ウイ2研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043935 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |