ブニヤウイルス属シンブ血清群ウイルスの分節再集合ウイルスの作出(7)
課題番号 | 1994003623 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 完H02〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 病原微生物等の特性及び生態の解明 |
大課題 | 病原微生物,寄生虫及び衛生害虫等の生態の解明 |
中課題 | 宿主における存続様式と変異機構の解明 |
小課題 | ブニヤウイルス属シンブ血清群ウイルスの分節再集合ウイルスの作出(7) |
摘要 | 牛異常産の原因ウイルスであるアカバネウイルスの病原性を解析するため、分節再集合ウイルスを作出する目的で、ピートンウイルスに対するモノクローナル抗体を作製した。その結果、ウイルスの表面糖蛋白とヌクレオキャプシッド蛋白に対する6種類の抗体が得られた(2〜4年度)。5年度は、アカバネウイルスおよびピートンウイルスの温度感受性株同士の相補および組換えを検討したが、これらの性質を示したものはなかった。この結果は、シンブ血清群ウイルスでは温度感受性変異が複数の分節に起こりやすいことを示していると考えられる。このため、アカバネウイルスの2種の株間での分節再集合ウイルスの作出を試み、得られた時点でその病原性を解析する新しい課題の設定を行う予定である。 |
研究分担 | 研二・ウイ1研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043947 |
収録データベース | 研究課題データベース |