鶏ロイコチトゾーン症の細胞性免疫の検討(54)
鶏ロイコチトゾーン症の細胞性免疫の検討(54)
課題番号 | 1994003656 | ||
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研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) | ||
研究期間 | 完H02〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 感染に対する生体反応の解明 | ||
大課題 | 感染・発症に伴う生体の変化の解明 | ||
中課題 | 免疫応答の解明 | ||
小課題 | 鶏ロイコチトゾーン症の細胞性免疫の検討(54) | ||
摘要 | ロイコチトゾーン感染後のT細胞レセプター(TCR)としてγδ鎖(TCR1)及びαβ鎖(TCR2)を持つ細胞の変動をみた。その結果、感染後21日にTCR1陽性細胞が有意に増加していた。また、抗原分子の探索のためシゾント抗原の解析を熱ショック蛋白質(HSP)に対するモノクローナル抗体を用いてウエスタンブロッティング法で調べた。その結果、HSP70では64kDa付近に、HSP90では55kDa付近に強い反応が見られた。しかし、HSP70に対する感染鶏のリンパ球増殖反応はみられなかった。さらに、鶏の系統による感受性の違いについてPDL−1、P2、15I、P、Vの5系統の鶏を用いて調べた。その結果、抗体産生での差はみられなかったがメロゾイト寄生率が15I系で有意に少なかった。 | ||
研究分担 | 研一・原虫2研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030043980 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |