豚の「ヘコヘコ病」の病因解明(146)

豚の「ヘコヘコ病」の病因解明(146)

課題番号1994003708
研究機関名家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究期間単H05〜H05
年度1994
研究問題感染症の診断及び防除技術の確立と疫学手法の開発
大課題総合的診断技術の確立
中課題臨床病理学的診断法の確立
小課題豚の「ヘコヘコ病」の病因解明(146)
摘要無菌豚を作出し、分離されたPRRSウイルス及びM.hyorhinisを用いて再現試験を行った。PRRSウイルスについては、5日齢時に鼻腔内に接種した。感染後1、2、4、6週後に剖検し、病理学的及びウイルス学的観察を行った。肉眼的には病変はみられなかったが、組織学的には、感染後1週間目から間質性肺炎が認められ、病巣が散発的に観察された。感染後2週、4週となるにつれ、肺胞中隔の肥厚が顕著になり、気管支や血管周囲の細胞浸潤もみられた。6週目では、病変は軽度になった。21日齢でPRRSウイルスを、26日齢でM.hyorhinisを追加接種した豚2頭のうち、1頭はPRRSウイルス接種後10日に瀕死状態になった。剖検では肺胸膜炎がみられ、組織学的には強い間質性肺炎と線維素性胸膜炎が観察された。マイコプラズマ・ハイオライニスのみを接種した豚では、肉眼的及び組織学的にも病変は認められなかった。以上の結果から、「ヘコヘコ病」の主原因はPRRSウイルスであり、M.hyorhinisは病変あるいは症状を悪化させる作用をしていることが明らかになった。
研究分担企連研一研二総合診断・ウイ2研衛生検査細菌1研病理診断研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044032
収録データベース研究課題データベース

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