IHNVコンポーネントワクチンの試作(55)
IHNVコンポーネントワクチンの試作(55)
課題番号 | 1994003728 | ||
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研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) | ||
他機関 | 病理・免疫研[養殖研]【中西照幸】 | ||
研究期間 | 継H05〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 感染症の診断及び防除技術の確立と疫学手法の開発 | ||
大課題 | 新しい生物学的製剤の開発 | ||
中課題 | 診断及び予防液の開発 | ||
小課題 | IHNVコンポーネントワクチンの試作(55) | ||
摘要 | IHNV野外株を収集し、それらのウイルスの増殖に最適な細胞を選択するとともに、増殖性及び免疫原性を検討した。IHNVは魚由来株化細胞であるCHSE−214、RTG−2、FHM及びえPC細胞のいずれの細胞でも増殖し、CPEを示した。ウイルス価はCHSE細胞で最も高く8.75logTCID50/mlであり、次いでRIG、EPC、FHMの順であった。哺乳動物由来株化細胞4種ではいずれも増殖は認められなかった。山梨県等3県で養殖されているニジマス等から分離された19株では山梨県のニジマスから分離されたIHVY−2株の増殖性が最も良く、8.5logTCID50/mlであった。本株を含む5株を用いてモルモットでの免疫原性を調べた。その結果、ウイルス液のみの接種では2回接種後も中和抗体は検出されなかった。6年度は他の実験動物による高度免疫血清の作製、抗原量及び免疫原性の測定法について検討する。 | ||
研究分担 | 企連製剤・ウイ製剤研衛生検査製剤工学研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044052 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |