豚コレラウイルスの新しい増殖及び検出法の確立
豚コレラウイルスの新しい増殖及び検出法の確立
課題番号 | 1994003756 | ||
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研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) | ||
研究期間 | 新H06〜H08 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 海外伝染病の侵入及び蔓延防止技術の確立 | ||
大課題 | 海外伝染病の診断・予防及び伝播防止技術の開発 | ||
中課題 | 次世代ワクチンの開発 | ||
小課題 | 豚コレラウイルスの新しい増殖及び検出法の確立 | ||
摘要 | 我国における豚コレラの発生は、GPE ̄生ワクチンの使用により昭和43年以降減少し、最近では、その発生はほとんど認められない。しかしながら、ヨーロッパ諸国及び発展途上国では、最近、増加の傾向にあり、特に病原性の弱く致死性ではない慢性型の豚コレラの発生が防疫上問題となっている。さらに、豚コレラの臨床症状及び病理学的所見は、アフリカ豚コレラのそれと非常に類似しており、それらの類症鑑別が重要となっている。従来の診断法においては、海外病の病原体であるVSVやNDV及びHCVの強毒株を用いた間接的なウイルス及び抗体検出法が汎用されており、家畜衛生上問題が残されていた。そこで、豚コレラウイルスのワクチン株であるGPE ̄株の新しい増殖及び検出法を確立し、効率的なワクチン製造法、遺伝子工学的手法による次世代ワクチンの開発及び野外抗体調査のための血清診断法の開発に資する。 | ||
研究分担 | 海外病・免疫研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044080 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |