ウサギ等における遺伝子導入動物の作出に関する研究(15)
課題番号 | 1994000821 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 家畜・家禽等の生物機能の遺伝的解明とその育種技術への応用 |
大課題 | 家畜・家禽等の高品質系統作出技術の開発 |
中課題 | 生物工学的手法を用いた育種技術の開発 |
小課題 | ウサギ等における遺伝子導入動物の作出に関する研究(15) |
摘要 | 家畜のモデル動物としてウサギを用い、乳汁中に有用物質を産生する遺伝子導入動物の作出を目的として行った。5年度は、ウサギβ−カゼイン遺伝子の発現調節領域に接続したヒトβ−LH遺伝子をウサギ受精卵に導入し、これらの卵子から遺伝子導入動物の作出を試みた。遺伝子を導入した卵子を移植した雌の分娩は高率(89〜100%)に起こったが、産子生産率は移植卵子数の25〜26%に留まった。合計90頭の子が得られ、その内の6頭(7%)が導入遺伝子が組み込まれた遺伝子導入動物であった。遺伝子の導入効率を高めるため、10倍濃度の遺伝子の導入を試みたが、最終的な遺伝子導入動物作出効率に影響を及ぼさなかった。 |
研究分担 | 繁殖・細胞操作研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044127 |
収録データベース | 研究課題データベース |