鳥類胚生殖細胞の発生工学的操作技術の開発(17)
鳥類胚生殖細胞の発生工学的操作技術の開発(17)
課題番号 | 1994000823 | ||
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研究機関名 | 畜産試験場(畜試) | ||
研究期間 | 完H03〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 家畜・家禽等の生物機能の遺伝的解明とその育種技術への応用 | ||
大課題 | 家畜・家禽等の高品質系統作出技術の開発 | ||
中課題 | 生物工学的手法を用いた育種技術の開発 | ||
小課題 | 鳥類胚生殖細胞の発生工学的操作技術の開発(17) | ||
摘要 | 始原生殖細胞の移植を、白色レグホーン種と横斑プリマスロック種を用いて行った。孵卵約53時間目のニワトリ胚より血液を集め、始原生殖細胞を血球より分離・濃縮した。この始原生殖細胞を、あらかじめ血液を抜き取ったレシピエント胚の血管中に注入し、胚を培養により孵化させた。交配実験の結果、成熟した20羽のうち19羽が生殖系列キメラであることが明らかとなった。注入した始原生殖細胞由来の雛が得られた割合は、白色レグホーン種から横斑プリマスロック種に移植された場合77〜96%、逆の組み合わせでは2.0〜62.3%であった。移植した始原生殖細胞に由来するニワトリは正常な繁殖能力を持つことが示された。 | ||
研究分担 | 育種・育種資源研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044129 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |