糖輸送タンパク質遺伝子の構造・機能解析と発現調節機構の解明
課題番号 | 1994000911 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 新H06〜H12 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 家畜・家禽の物質代謝機構の解明・制御と飼料・栄養素の有効利用 |
大課題 | 家畜・家禽の物質代謝機構の解明とその制御技術の開発 |
中課題 | 代謝調節機能の解明 |
小課題 | 糖輸送タンパク質遺伝子の構造・機能解析と発現調節機構の解明 |
摘要 | 糖輸送タンパク質(GLUT)は細胞膜上において細胞外から細胞内へグルコースを輸送する担体で、アミノ酸約500個からなるペプチドである。このGLUTは医学分野で肥満症や糖尿病などとの関わりで注目され、遺伝子レベルの研究が行われている。家畜ではGLUTの研究はまだあまり行われておらず、その構造や発現調節機構は未解明である。しかし、GLUT遺伝子は筋肉組織や脂肪組織におけるエネルギー蓄積に深く関与することが予想され、家畜の肉生産の点でも効率的な赤肉生産や霜降り肉生産などの家畜の肉質に関わる有用な遺伝子である可能性が高い。そのため、本研究ではウシとブタを中心とした家畜のGLUT遺伝子の構造・機能の解析とその発現調節機構の解明を行い、新しい家畜の肉生産技術の開発に資することを目的とする。 |
研究分担 | 栄養・飼料品質研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044217 |
収録データベース | 研究課題データベース |