培養細胞系における組換え体ウイルスの増殖機構の解明(19)
課題番号 | 1994003422 |
研究機関名 | 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究期間 | 延H03〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 昆虫等の遺伝情報発現機構の解明と制御・利用技術の開発 |
大課題 | 昆虫等の遺伝子発現及び発生・分化機構の解明と制御法の開発 |
中課題 | 昆虫遺伝子・細胞操作技術の開発 |
小課題 | 培養細胞系における組換え体ウイルスの増殖機構の解明(19) |
摘要 | カイコ体液がカイコ核多角体病ウイルスの感染増殖に及ぼす影響を調べた。すなわち、カイコ胚子組織由来培養細胞株SES−BoMo−15AをEX−CELL400培地にFBSを0.3%のみ添加した培地で培養出来るように順化し、この細胞に対して、ルシフェラーゼ遺伝子を有する組換えウイルスを接種し、ウイルスの感染増殖をルシフェラーゼ遺伝子の増巾、即ち遺伝子が発現することによる蛍光発光の度合いによって求めた。その結果、蛍光発光に及ぼす体液の影響はFBSよりも強く、同じ10%添加量でも約500倍の差が認められた。組換えウイルスが、体液に接触するに要する時間は接種後わずかに20時間で良く、以後4日間接触させても得られた数値は同程度であることが明らかにされた。 |
研究分担 | 遺伝育種・細胞工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044314 |
収録データベース | 研究課題データベース |