昆虫における外来蛋白質遺伝子大量発現系の基礎的条件の確立(74)

昆虫における外来蛋白質遺伝子大量発現系の基礎的条件の確立(74)

課題番号1994003490
研究機関名蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究期間継H02〜H06
年度1994
研究問題昆虫等の生体機能の解明と制御・利用法の開発
大課題昆虫等の生体防御機構の解明と利用法の開発
中課題生体防御機構の解明と制御法の開発
小課題昆虫における外来蛋白質遺伝子大量発現系の基礎的条件の確立(74)
摘要昆虫の生体防御機構を解明するため、生体防御タンパク質を大量発現させるモデル系として、ヒト成長ホルモンcDNAをカイコ核多角体病ウイルスベクター系に組み込み、発現効率を調べた。組換えウイルスに感染したカイコ幼虫の体液を採取して、逆相クロマトグラフィーにより精製を行った。その結果、ヒト成長ホルモンがシングルピークとして検出され、SDS−PAGEによって精製が確認された。回収量は体液1ml当たり約16μgであり、回収率は4%であった。S−S結合に伴うタンパク質の折りたたみやシグナルペプチド部分の切断も正常に行われていることが確認された。マススペクトルによる質量分析の結果から、発現ヒト成長ホルモンの分子量は、天然型のアミノ酸配列から予想される分子量と一致した。また生物活性においても、天然型と同様の活性を示し、今回のモデル系でほぼ完全なタンパク質が作られたことが明かとなった。
研究分担生体情報・生体防御研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044382
収録データベース研究課題データベース

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