特殊蚕繭等の短繊維紡績糸の作出(163)

特殊蚕繭等の短繊維紡績糸の作出(163)

課題番号1994003586
研究機関名蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究期間完H03〜H05
年度1994
研究問題絹新素材の開発と効率的生産技術の確立
大課題用途別絹新素材の開発と品質評価法の確立
中課題用途別絹素材の消費科学特性の解明と利用技術の開発
小課題特殊蚕繭等の短繊維紡績糸の作出(163)
摘要綿蚕・野蚕(天蚕)繭等の紡績糸利用及び、繭検定生糸残糸や選除繭等を原料とした新衣料素材の作出を検討した。■繭検定生糸屑で試作したガラ紡糸は繊度にばらつきがみられたが、製織した絹デニムは、市販絹デニムと比較した結果、同程度の織物性状を示した。また、試作したベスト・スラックス・作務衣等を試着したところ、軽くて暖かく動き易いものとなった。■保存品種の「綿蚕」系統の生繭層を精練することなくハンドカード用針布で開繭し、カード(梳綿機)にかけたところ、開繭綿の繊維長を制御することで綿化することに成功した。開繭絹綿は繊維がよく分散してネップ(塊)が少なく良好な紡績用繭層ラップ(綿)となった。■「綿蚕」紡績糸から作出した織物を精練すると繭糸表面のセリシンがほどよく取り除かれ糸間の内部空隙が増大して柔軟性に富み優れた光沢のある織物が得られた。試作した婦人用ブラウスは仕立て易く雅趣に富んだものとなった。■今後、開繭方法の能率化と綿蚕品種改良が必要。■成果は地域産業の指導と振興に活用できる。
研究分担加工利用・衣料素材研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044478
収録データベース研究課題データベース

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