特徴ある蚕品種繭の製糸・加工特性の解明−素材の精練・染色特性の解明

特徴ある蚕品種繭の製糸・加工特性の解明−素材の精練・染色特性の解明

課題番号1994003601
研究機関名蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究期間新H05〜H07
年度1994
研究問題絹新素材の開発と効率的生産技術の確立
大課題絹の特性解明と衣料性能向上技術の開発
中課題染色特性の解明と堅牢染色技術の開発
小課題特徴ある蚕品種繭の製糸・加工特性の解明−素材の精練・染色特性の解明
摘要最近、繭糸繊度に特徴ある太・細繊度絹糸が育成され、多様な需要に応えられるものとして期待されているが、精練や染色挙動や堅牢度等に問題が生じ、新たな技術改良が要求されている。そこで、繭糸繊度の異なる細繊度蚕品種「あけぼの」と太繊度蚕品種「ありあけ」絹糸が染料吸収に及ぼす影響について検討した。細・太繊度別間で酸性染料のモデルとして用いた塩酸吸着量に差はほとんど見られなかった。たとえ繭糸繊度が異なってもフィブロイン分子鎖中のアミノ酸組成に基本的な違いのないことが示唆された。速度実験から求めた繊維内部への染料のみかけの拡散係数は、太繊度>細繊度であり、細繊度よりも太繊度への染料拡散が速いことが認められた。合繊では糸表面積の大きい細繊度への染着速度が速いが、絹糸の場合には太繊度の方が大であった。天然産である絹では、内部微細構造が細・太繊度別で異なることに起因していると推察された。
研究分担加工利用・加工技術研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044493
収録データベース研究課題データベース

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