イチゴ遺伝資源の低温培養による長期保存技術(23)
課題番号 | 1994001523 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 遺伝資源の利用と育種 |
大課題 | 遺伝資源の導入・利用 |
中課題 | 遺伝資源の保存と利用技術の開発 |
小課題 | イチゴ遺伝資源の低温培養による長期保存技術(23) |
摘要 | イチゴ遺伝資源を小面積・省労力かつ安全に長期保存する方法を確立した。本法では、保存中の変異発生を抑制するため、大きめの茎頂組織(0.5〜1.0mm)とホルモン無添加のB5培地を、また植物体の生長を抑制するため、密閉小型培養容器(内径12mm、内高30mm、培地量1ml)を利用する。25℃・明条件下で茎頂組織を活着させた後、5℃・明条件に移すことにより移植なしで4年以上の保存が可能である。老化・褐変の見られる場合には、健全部分を2〜3節に切り分け、茎頂置床時と同様の条件で培養する。これまでのところ、長期保存後の株に明らかな変異発生を認めていない。本法は育種等のためにイチゴ遺伝資源を保存している研究機関等での活用が見込まれる。 |
研究分担 | 久留米・育種2研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044519 |
収録データベース | 研究課題データベース |