チャ遺伝資源の維持・利用のための効率的増殖技術の開発(37)
課題番号 | 1994001536 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 遺伝資源の利用と育種 |
大課題 | 遺伝資源の導入・利用 |
中課題 | 遺伝資源の保存と利用技術の開発 |
小課題 | チャ遺伝資源の維持・利用のための効率的増殖技術の開発(37) |
摘要 | 挿し木に適した部位が得にくいサザンカの1系統および発根が著しく悪いビルマベビーを用いて発根促進を検討した。また、秋期における挿し木の発根促進を検討した。サザンカ、ビルマベビーでは完全に硬化した一番茶新梢を採取し、挿し木前に切り口付傷処理、IAA浸せき+切り口付傷処理を行った。秋挿しではアッサム系統を用い、付傷処理、オキシベロン粉衣、オキシベロン粉衣+付傷処理、IAA潅注処理を行った。サザンカ、ビルマベビーについては付傷処理が発根率、根量、平均根長において優れていた。秋期挿しではオキシベロン粉衣+付傷処理での発根が優れていた。一方、長時間のIAA浸せきは切り口の組織の活性低下を引き起こすと考えられた。 |
研究分担 | 久留米・育種素材研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044532 |
収録データベース | 研究課題データベース |