アブラナ科野菜の根こぶ病抵抗性素材の育成(107)
課題番号 | 1994001605 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 遺伝資源の利用と育種 |
大課題 | 野菜品種の育成 |
中課題 | 病虫害抵抗性育種 |
小課題 | アブラナ科野菜の根こぶ病抵抗性素材の育成(107) |
摘要 | 異なる産地から収集した根こぶ病菌株をキャベツ類の抵抗性品種に接種し、キャベツに対する病原性の差異を調査した。‘Bohmerwaldkohl 72755’及びこれを抵抗性親とした‘中間母本農1号、安濃6号、安濃7号’では、安濃菌株で発病程度が低かったが、他の3菌株、特に伊達菌株で発病程度が高かった。市販F1品種及び育成系統でも、安濃菌株に比較して伊達菌株で発病程度が高かった。これに対して‘YCR頂天’では供試した4菌株間の発病程度に差異が認められなかった。また‘K−269’は伊達菌株で発病程度が高かったが、他の3菌株で発病程度が低く、他の品種・系統と異なる抵抗性反応を示した。また、すべての品種・系統で発病程度が高かった伊達菌株に対して抵抗性を示す個体が認められたことから、より安定した抵抗性品種の育成の可能性が示唆された。 |
研究分担 | 野菜育種・育種4研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044601 |
収録データベース | 研究課題データベース |